85 夢の土台①「はじめに」
端っからなかったんだと気付きました。
夢を追いかける男ってヤツは文字面だけだととても魅力的に映る。何度も挫折しとうとう諦めざるを得なくなった今思う。それは土台がしっかりと形成されていて初めて光り輝くのだと。
それと同時に改めて考え直した時に果たしてその夢の実現は今の俺に必要か?ダメージをこれ以上広げない心理的な逃げも幾分含みながら考えあぐねるともっていた夢を実現させることはもはや意味のないことのように思える。
という訳で一つの結論を得た。一度にあまり長い文を書きたくないから少しずつ分けて書いていこうと思う。
これは俺がゲイであることに深く関わることだから書いてみようと思ったんだよ。バカな戯言に少しだけ耳を傾けてもらえたらいいなと思う。
俺の夢とは自分でこしらえた家を終の棲家にするというものだったんだよ。それもなかなか人が訪れることの無いような山の中に。