69 必需品
それでも短髪にしているのが好きです。
高校の頃はライオン丸と揶揄されたことがある。風貌とかなら大歓迎なのであるが、髪型のことである。当時、剛毛で比較的長かったからそう言われたのであろう。
意を決して高3の時にスポーツ刈りにした。その時は渡哲也と言われたがそれからずっと髪を切る時には短くしている。髪の量はあまり変わらないと思うのだが、白いものに覆われてきたことは言うまでもない。それに劇的に髪質が変化した。今では自分でも猫っ毛ではないかと思われるほど細くて柔らかい。
髪を切る間隔が広くなってきている今、どうも冬場には躊躇してしまう。できればさっぱりとした髪で新年を迎えたいとは思うのだが、床屋も混み始めるのではないかと足が遠のいてしまう。
だが、髪が耳にかかり始めるとイラっとする。それに負けた頃床屋へと赴く。大概今の時期だと新年早々。
話は変わるが俺はどうもキャップの類が似合わない。まあ、ハットなら似合うと思うのだが、被るのは麦わらくらいだ。(それ夏じゃんw)
冬場に髪を切ると必ずといっていいほど2・3日頭痛に悩まされる。ひどい時には風邪をひく。やむなくニットキャップを被って床屋に行く。ニットキャップは髪を切る時の必需品なのだ。
ここ最近髪は自分でバリカンしていたが人前に出ることの多い仕事だあまりみっともない髪にはできないと思い今回は床屋へ行くことにする。
髪を切った後後頭部を撫でるのが好きなのはいつか書いたような気がするがそれも剛毛だった頃のことを懐かしんでのことなのかもしれない。
<追>
二度寝したらもう床屋に行く気がしなくなって今回も自前バリカン。割とうまくいったので良しとしよう。