2020-01-01から1年間の記事一覧

224 今年も会えたね

いつまでも絶えることなく・・・コロナ禍の折、公園ならまあいいかとばかりに恒例のサギソウを見に行った。思えばチューリップの咲く頃に人が集まることを避けて花の刈り取りを行ったというニュースには心を痛めたが追い打ちをかけるようにその球根を掘って…

223 優秀な気象予報士

天辺まで咲いたら会えるか?この時期よく見かける花。それがタチアオイ。梅雨入りの頃に咲き始めてその花は下から順番に咲いていき、天辺までいったら梅雨が明ける花だという。花びらを摘むと少しねばついたその元を鼻に着けてニワトリだとはしゃいでいた頃…

222 ようこそここへ

しあわせの青い鳥。二人で散歩に出掛けた。公園にはお年寄りが目立つ。立ち止まって水辺を見ていた老婦人に声を掛けられた。例のごとく俺は耳が悪いせいで聞き取れなかったが何を言っているのかはすぐにわかった。「カワセミがいるよ」目を向けると確かに青…

221 俺たちのオンライン呑み会

まずは乾杯だ。月一回のペースで会えるかなと思った矢先この状況。会えない日が続く。でも毎日会っている。LINEで。オンライン呑み会というものをしてみようということになった。ただ呑むだけじゃなく二人で俺の作ったものをつつきながら・・・。と、思…

220 理想の人と「男はつらいよ」

少しはぐらかして答えるのが常になっていた。今じゃあとんとそういうこともなくなっているのだが。長いこと独身でいると結構頻繁に浴びせられる問い。それは「どんな人がタイプなんだ?」というもの。俺には予め用意しておいた答えがあった。それは「いつの…

219 そういうことは俺から言わんとな

今日は腕を振るって料理を作り宅配で出した。緊急事態宣言が出てから何が変わったということもなく、過ごしているつもりでいた。だが、たった一つ違うことがあった。そう、数日前から気に掛けていた案件はギリギリまで答えは出さないでおこうと話し合ってい…

218 余裕をもっていたにもかかわらず俺は急がずにはいられなかった

タクシーの運ちゃんが天使に見えた(笑)いよいよ会えるという当日、俺は仕事を早めに切り上げてタクシーを呼んだ。しかし、なかなかそのタクシーは現れない。余裕をもっての出発だったが、キリのいい時刻に最寄り駅を出るその電車に俺は乗りたかった。予想…

217 離れていても

遠く西の空を想う。今日の空はどんなだろうか。春の味覚を満たしたくて菜の花の辛子和えなど作ってみる。ほろ苦さ、これが春の味。また一つ、食べてもらいたいものが増えた。すぐにそんなことを話したくなる。実行する。 ぐんと距離が近くなる。それじゃあ、…

216 生まれたままがいいですよ(後編)

春一番が吹いたな。さて後編である。前編では自分の体を改変することについての抵抗感があることを書いた。しかし、それだけでは済まないのである。つまりは俺の相手にもそれを求めているところがあるんだな。よくアプリなんかでもネックレスなんかが見える…

215 生まれたままがいいですよ(前編)

どうも、こんばんは。さて、何やら意味深なタイトルをつけておいて扇情的か?と思いきやそうでない記事もたくさんある。今回はどうかな?期待は後編へ。俺には抵抗のあることがある。それは体の一部が変わってしまうこと。親から授かったこの体が変わってし…

214 最初の扉

あれはもう2年も前のこと。「も」って言えちゃうほどなんだな、これが。それだけ長い年月が経っているわけでもないのにな。つまりは過去の出来事。アプリで知り合って暫くはメッセージのやり取りだけだった。その内容から会えば何かはするだろうと思ってい…

213 好きになってはいけない人

あけましておめでとうございます。って松はもうとっくに取れてるが・・・。無沙汰している。これは単に書けないことが多くなってきたためであって俺は元気である。心配には及ばない。さて、タイトルの話題に移っていこうかと思うが誠に勝手で独りよがりなこ…