58 大掃除とポトフ

生じゃないキャベツを食いたいと思ったわけでして。

今年は少し遅めかな。年末くらいは住んでるところをきれいにしたくて大掃除に取り掛かる。いつもだと12月の頭から始めているのだが今年は少し遅れてしまった。

今年はキッチンから。

気を付けていても賞味期限切れの調味料とかはやはりある。引き出しをパンパンにするから奥の方は気付かないのだ。湿気を吸ってくたくたになったキューブのコンソメ、気が変わって塩焼きそばにしたときの粉末ソース等々。思い切って捨てた。今日のゴミ収集は終わっているのになと思いながら。

何カ月かに1回漂白する箸立ても洗った。シンク回りも磨いた。周りを整理しようと思った。乾物を入れておくかごが欲しくなった。かごはどこにあったろう。

そして大掃除は飛び火する。かごを探す間にきれいにしておきたいところが次々と出てくる。普段どんだけやってないんだか。

大抵ここら辺で疲れ果てる。腹の虫も鳴きだした。冷蔵庫にはポトフの材料。

ただ最初の1回を頑張れば後は火を通すだけと腹をくくる。後は掃除の合間に温めるだけでいいのだ。飽きたらカレー粉か牛乳を入れればそれだけで他の味も楽しめる。

じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、しめじ、キャベツを一緒くたに煮込み始める。煮立ったところで塩胡椒を軽くしフランクフルトを入れる。少し煮込んだ後、コンソメを少しだけ投入し、クレイジーソルトで味を決める。それで出来上がり。

友だちの家で初めてポトフなるものを食した時は味の薄さに驚いたが、薄い方が野菜の味が立つ。

そして今回初めて粒マスタードを添えてみた。うん、実に旨い。

今回もう一つ初のものがあった。それがジョンソンビルのフランクフルト。高い時には確か800円台で手を出せなかったが、600円台で売っているのを見て即買いした。太さといい、長さといい、形状といい申し分ないw

単純。少しの幸せを味わったから午後の掃除もはかどることだろう。

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 といいつつ昼寝をしてしまいソーセージの夢を見るのが予定調和というものなのかもしれない。