22 半吉
レアっぽいから引きが強いかと。
この記事の神社のことをもう少し。
先日、神社に行った。車の交通安全祈願のお札はもう2年ほどすがっているからそろそろ替えに行かなければと思っていたんだ。
いつもなら少し距離のあるその神社に高速を使って行くのだけれども今回は下道で行ってみようと思い立った。
晴天はどこまでも続いて気持ちの良いドライブだった。渋滞には少し辟易しながらも時間はあるんだと高をくくった。
神の社は前と変わらぬ佇まいでそこにあった。
今回は丁寧に手水を使い清めてみた。
表示の通りにお参りを済ませようとばかりしたために頭の中で願い事を唱えるのが後回しになってしまった。
いつもなら「こうします。見守っていてください」のスタンスだが、今回は少し気弱になっていたのかもしれない。本当に願いごとになってしまった。
その延長で神籤を引いてみた。その神社では初めてであった。引いたのは「半吉」いいのか?悪いのか?
ただ、書いてある文言はよかった。ご都合主義の塊がそうさせたのかもしれないが。
丁寧に結んでその場を去った。
それにしてもここの木々はいつ見ても気持ちの良いほど堂々としたものだ。気持ちがシャンとなる。
誰かが屋久島でやっていた幹に耳をつけるということをしてみたくなった。木が生きている音がするという。あまりに馴れ馴れしいからやりはしなかったが。
帰って「半吉」の位置づけを調べた。「末吉」の一つ上。決して良いとは言えないよう。しかし、レアなんだそうだ。「大凶」ならレアでも気持ちが下がるが「半吉」ならよしとしておこう。