23 親は無くとも子は育つ

2018年物は強い子に育つに違いありません。

食べ物ではない農産物を作っている。今年は今までで一番手をかけられなかった。ひどい話、種を蒔いて間引きをしてほぼそのまま。

だから今年の収穫は0でもおかしくないと思っていた。台風も来てたしね。

だが、一縷の望みをかけて畑に行ってきた。ここら辺は食べ物ではないというところがそうさせている。食べ物ならとっくにダメになっている。

思った通り草ぼーぼー。畑に近づくのもままならないほど。

刈り払い機で草を刈るうちに畑の全貌が見えてくる。いい子だ。実をつけているじゃないか。

刈る草はまだあったが、嬉しくなってしまい収穫袋を持ってきて次々に採っていった。ダメだと思っていたものがそうじゃなかった。それだけで嬉しかった。作物に対して手をかけられなくて済まないという気持ちもありながら、それでも恵みに与ることができる嬉しさだ。

思えば、草ぼーぼーなのが却ってよかったようだ。他の草が支えになり倒れずに済んだのだとも思う。だからと言って来年この農法を継続しようとは思わない。支柱を立てれば済むことなのだ。

凄まじいヤブ蚊の攻撃にも怯まずに収穫を続けた。時期的にもよかった。質の方は申し分なさそうだ。

去年までの収穫物はひとまとめにしてしまったが、2018年物は取り分けておいてビンテージにでもしようか・・・。

少し前から気付いていたが、更新が規則正しく1日おきになっている。それを崩すほど嬉しかったから報告まで。

こういうことをシェアしたい気持ちになるのは何故だろうね。