68 Oh! What A Night.

心の窓を描いてみよう。

おぼつかない記憶だが4つの窓という話を聞いたことがある。心理学の話だ。

一つ目の窓はみんなも自分も知っている自分
二つ目は自分だけが知っている自分
三つ目は自分は知らないがみんなは知っている自分
四つ目は誰も知らない自分

この4つが田の字のようにしきられているわけだが、当然のごとくそれぞれの面積は人によって違う。

今、注目しているのは3つ目。俺の場合案外広いのかもしれないぞと思うようになってきた。良い悪いの価値観ではない。良いところも悪いところもきっとあると思うのでね。だが、自分は知らないのに他人が知っているなんて俺は居心地が悪い。いや、そんな自分を発見するのが最近面白くて仕方がないといった方がいいのかもしれない。

そして二つ目。ホントの自分はこうなのさとほくそ笑んでいるのではなく、も少し出していってもいいのではないか。そう思うようになった。

そこで俺の今年の抱負。

これにはどうしても良い悪いの価値観が絡んできてしまうのだけれども他人が思う俺の良いところをどんどん発見していきたいと思う。それは他人の目を気にするというのとは違う。そして磨いて光る玉にする。それを踏まえて今まで出し惜しみしていた自分を少しずつ露わにしていく。50代のおっさんがいうことじゃないね。でもそう思った。そんな夜。

窓の外には眉月夜。笑ってる眉に見えた。