136 左手に「きのう何食べた?」

「まいう~」ですよ(笑)

ずっと麻婆豆腐といえば永〇園の麻婆豆腐の素を使っていた。コストパフォーマンスもいいしね。だが、やはり挽肉の量には少し不満があった。

きのう何食べた?」を読むと麻婆豆腐の作り方の紹介があった。よし俺もいっちょと材料を揃えた。といっても買ったのはショウガと挽肉くらい。あとは全部家にあった。

まずひき肉を炒めるところからスタートし、最後に片栗粉を入れてとろみをつけるまで左手に漫画本を持っての調理だ。といっても元の挽肉の量も違うし、もし同じだったとしてもきっと調味料の分量はいい加減である。

多分少し違うのは砂糖ではなくきび砂糖、味噌は仙台味噌を使ったから忠実にやったとしたら美味しくなかったかもしれない。

ネギは粗みじんにするのだが、白いところだけでなく青いところも入れてみた。どうせみじんにするのだからと。ここら辺、関東の育ちが出る。今夜の一品にはニラも入れてみた。これは原作と一緒だ。

800gもの挽肉を使ったから当分肉みそには困らないだろう。麻婆豆腐にだけ使うものでもないのだ。(そのまま白い飯にのせて食べてみたい)

およそ6分の1を今夜の麻婆豆腐用にして、残りは小分けにしてジップロック。冷凍保存だ。

やはり自分で味をコントロールできるという点で、やはり既成の合わせ調味料とは一線を画していると思う。もう永〇園には戻れない(かもしれない)

今回は花椒をきかせたから少し尖り目な味になった。辛めのものはこうでなくっちゃな。おかわりをしたかったがやめておいた。

ちなみに腹を壊したばかりで辛いものが苦手な父には握りずしを出した。やっかまないといいのだが。

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135 意外と健康的な結果に終わった一人焼き肉

焼き肉を食いたかったんだよ。

さて、巷では10連休とかなんとか言っているが俺の休みは2日だけ。そんな休みの今日、焼き肉を食いたくなって(ランチにね)肉を買いに行ったんだよ。空は泣き出しそうだったが、洗濯物もそのままに欲望に突っ走った。

買った肉は牛ホルモン、サーロイン、味付きの焼き肉、計3パック。あとはキャベツ、シシトウ、ニンニクの芽、わかめスープ、なぜか赤飯おにぎりを買った。

家に帰る直前かなり激しい雨が降ってきた。あ~あ、洗濯物がびしょ濡れだな~。すぐに晴れるだろうからま、いいか。

家に帰って早速支度を始める。ホットプレートを出してきて、野菜を洗い、わかめスープを湯に溶き、キャベツはチョレギサラダにした。

野菜と牛ホルモンからのスタート。焼けるまでチョレギサラダをつまみながら頃合いを見図る。

旨いなあ。牛ホルモン。全部食べてから次にしよう。

とホルモンを全部食った後・・・。

「もう食えねえ」

赤飯が多分腹にたまったんだと思う。野菜もチョレギサラダのキャベツが約3枚あったし、シシトウは残しても何なので1パックを食べきった。ニンニクの芽はやや日持ちするから6本でやめておいたが野菜だけでもかなりの量である。それで胃袋、ギブアップか・・・。しかも一番安い肉しか食ってねえ。

残った肉のパックを眺めながら今後の食事のメニューをもう考えてる。味付き肉はもやしとニラとで炒めて・・・。

食後の感想は久しぶりに野菜をたっぷり食べたなあだった。終わってみると実に健康的だ。

これで誰かとだべりながらビール片手ならもちっと食えたかもしれないなあとか思いながら残り物を冷蔵庫に片付けた。

134 裸足の季節

酔うとする癖があるんです。

子どもの頃から靴下が嫌いで裸足でそこら辺を歩いていた。その頃はといえば故郷の産業柄砂利が多く家の近くの広場にも一面砂利が敷いてあった。そこを足痛てえと思いながらこの痛さが何かを強くするんだと信じて裸足でいた。何が強くなったのかは未だに分からない。

夏といえば裸足。だが、裸足故の失敗も新旧取り混ぜてかなりある。

夏の夜。

兄妹で花火をした。〆は決まりの線香花火。妹は地味な花火には見向きもせずもうその場を離れていた。そういう時に俺は地味を派手に変える術を講じていた。線香花火のあの火の玉はどこまで大きくなるのかと。

実際やってみると派手に火花が飛ぶようになるわけでもなくその上、こよりは大きな火の玉を支えていることができず火花を飛ばす前に落ちてしまった。

その落ちたところが問題だ。しゃがんでする線香花火。真下には俺の裸足の中指の付け根辺り。(ちなみに左足だ)慌てて防火用のバケツの水に足を突っ込んだ。

今でもその跡が残っている。

そして最近の話。

スーパーに買い物に出掛けた。もちろん裸足にサンダル。よくやることなのだが、カートに足の指をぶつけた。だがその時は箪笥の角に指をぶつけるといった痛さではなかった。見ると出血し爪が剥がれていた。どこをどうしたらそうなるのか自分でもわからない。子どもの頃から裸足は鍛えてきたのではなかったのか。

今でも右足の小指だけ爪の色が違う。

そんな痛い目に遭ってきているのに靴下を履こうとはしない。まあまあ、少し日常から離れた場所では履くようにしてはいるが。

この間呑みに行ったときにいつの間にか靴下を脱いでいた。呑んで靴下を脱ぐのは癖だったんだとその時に気付いた。それほど久しぶりのことだった。

そうだな、その店で寛ぐという段階に入ってきたのかもしれないな。