126 一つの道標として

やっぱり今日記事を書くとこうなってしまうんだなあ。

いつもと同じ朝。

日課として茶を淹れた。いつもよりは少し丁寧に。誰が飲むわけでもないけれど。
花はもう3日前から花瓶に挿してあるから水を替える。
随分埃が貯まっていることに気付き布巾で拭く。
久しぶりに線香をあげる。

掌を合わせる。思いを巡らせる。もう12年も経ったんだ。

生まれてきたことに感謝し、1年生き延びたことにまた感謝をする。形に表せばこういうことしかできないがしないよりはずっといい。