13 そんな1日
気ばかり焦ってもしゃあない。結局できることをしただけでございます。
土曜に急激な運動開始は如何に俺が学習能力がないといってもまずいことくらいは分かるからなんか体を動かさないと。
なんだかやはり足の同じ箇所がまたひどいことになりそうな恐怖心はある。
泳ごうか、チャリンコに乗ろうか散々逡巡した挙句結局都合に合わせてのポタリングにした。
都合とは、前回の記事で書いただろうか。今の仕事のひらめきを形にするための素材探しが一つ。そしてもう一つは気に入りだった帽子をどうもなくしたようだったから同じものを探すという用事。
この都合の結果からいえば、素材はことごとく見つからず、しかし探しながらいろんなものを見ているうちに新たなインスピレーションがわいたからまあまあといったところ。帽子の方は1軒目で見つからず2軒目で見つけたからまあ良しとしよう。
だが、主目的は運動なのだ。それもできるだけ楽しみながらの。都合20㌔弱は走ったんじゃないかと思うが、途中いろんなところに寄っているから運動量としてはあてにならない。だがいいのだ。ホップステップジャンプである。
家を出てすぐに目に付いたのは彼岸花。やはりどの花も今年は早いんだな。しかしうちの庭のルコウソウはまだ咲かない。主に似て流れに乗り切れぬのかも知れぬ。
日差しはまだ強い。程なくして汗をかく。しばらく行くとコーヒー屋を見つける。帰りがけに寄ってお茶でもしようかと思う。風は涼やかだ。日影を走ると寒いくらい。月は空にあり、半月から少し太ったようだ。そんなものを見ながら走るのが楽しみなのである。
それにしても動いていなかったのが祟る。ものの15分もしないうちにもう嫌になってる。それでも止めはしないのだがね。つくづく同じ道を戻るということを俺はしない。
見つけたコーヒー屋には寄らずにささやかな楽しみは最後にとっておくことにした。最後はショッピングモール。ミスタードーナツにてハニーディップと紅茶をいただく。小腹もへっていたからちょうどいい。
小腹を満たしながら急激に現実へと戻っていく。夕飯のおかずはあったっけ。胃袋の指向と相談して焼いてあるサンマを買って帰る。
既に夕陽は目の高さの少し上。今日は天気が良くてよかったなと思い特にラストスパートもかけずに帰宅。
そんな1日。