124 ちょっと自慢の夕飯ができたので
和食なんですよ。
品書き
新じゃがとひき肉の甘辛炒め
独活と大根のきんぴら
ぶり大根
かぼちゃとえのきの味噌汁
今はいつ旬なのかわからなくなっている時代だが、新じゃがが出回る頃に小さなじゃがいもが店に並ぶことがある。これを見かけると上司の家に呼ばれたときに食べた料理を思い出して時々作る。じゃがいもは皮つきのまま茹でておく。別にひき肉を八丁味噌で炒めておく。(今回は青物がなさそうなのでいんげんをあしらってみた)好みで砂糖やら一味を適量。茹でたジャガイモと合わせてさらに炒めでできあがり。
独活はあく取りから始める。きんぴらにするには皮だけでもいいのだが、あんまり大きいものではなかったから全部きんぴら用にした。ぶり大根の大根は皮を厚めにむくからそれがもったいなくこれも短冊にして一緒に炒める。砂糖、しょうゆ、みりん、酒を加えて煮詰めればできあがり。
ぶり大根は大根の皮を厚めに切ったら1センチほどの厚さに切り下茹でする。茹で上がったらぬめりを取るため水にさらし置いておく。ぶりは今回冷凍してあったのでレンジで解凍し湯にくぐらせる。しょうゆ、砂糖、みりん、酒を合わせたものを煮て沸騰したら大根を投入。さらにぶりを入れて煮込んだ。で、できあがり。
時々無性に飲みたくなるかぼちゃの味噌汁。身が崩れて汁自体が甘くなるのもそれはそれで旨いと思う。
で、食卓に並べる。
旨し。
画像がないのは作るのに夢中だったから。
123 宅呑みしようよ
改めて考えるとゾッとするんだけれどもう20年以上友だちが家に来ていません。
それは何故かと考えてみた。その答えはただ一つ。それほど深い付き合いをしようとしなかったからなんだ。
そして今、家に呼べるまでの友だちが欲しい。切にそう思う。これはきっと大晦日にカウンターの中に入ったり、家に呼ばれたりしたことで高まっているものなのだと思う。もてなす方が寛いでいるという立ち位置がいいなあと。(カウンター内では酔っぱらっていただけという話もあるがw)
そういえば、大学時代はよく友だちが来て飲んだりもしたなあ。その時は当然対面キッチンではなかったから、振舞う料理を作っている間は話ができずに隣の部屋で友だちが話しているのを聞きながら熱々を出すよりも大切なことがありそうだなと思ったものだった。(その時はまた焼き鳥というまた厄介なものに手を出したのがいけなかったな そんなこともあった)
家に呼ばれてその人の生活ぶりを垣間見るのも良かった。
さて、見られる側だとどうだろう。誰も来ないことをいいことにすっかり油断しきった部屋である。それに親父がいるし・・・。リビングは対面キッチンに面しているものの対面キッチンにしたかった理由が果たせていないw
ホームパーティほどのものでなくともいい。近くに来たから立ち寄って飯や酒や会話を楽しめる感じのものでいいんだ。
だからいつだれが来てもいいようにしておこう。リビングはすっかり仕事場と化しているからきれいに片付ければそれもインテリアになる。
というわけで、部屋の模様替えをこういった理由からしようと考えている。幸い、親父のショートステイが決まっているからその間にやっつけてしまおう。(今回は今までで一番長いものとなるのだ ほぼ、1週間)
さて、どっから手を付けるかな。少し小細工も必要になりそうだ。
122 Sympathy
あ~、最近カラオケしてないな~。
俺はというと若い頃から熱唱型で口からマイクを離せと言われるほどだった。(最近はそれほどではないと思うのだが)
まだキー調整の機能などはなかったはずだからそのまま歌うと無理があるなと思い始めた頃、おとなしめに歌ってみた。すると、いつも厳しかった先輩が「その方がいいね」と評してくれた。
しばらく前、いつものバーで歌う時に何を心掛けているかとマスターに聞かれた。「いつも歌詞を伝えたいと思いながら歌っている」と答えた。
考えてみればそもそも歌を聴いているヤツはいるのかと思ってはいるんだが、それでも聴いているヤツに伝わればいい。共感してもらえればもっといい。ある歌をもとにそれこそ返歌ではないけれども何らかのレスポンスを含んだ歌を次に歌ってくれたらそりゃもうアガるだろうな。
だが先ほどの答えはある意味嘘でどうも抜けない癖がある。それは巧く歌おうとすること。普段おとなしめだ(った?)からそれが熱唱などして「お?!」となった遥か昔のことが忘れられないのかもしれない。
巧く歌おうとするよりも伝えようとすること。それを大事にしようと思い始めた今日この頃なのである。もちろん、聴いている人全員に、ではない。